BMキャピタル（BM CAPITAL）は東京に本社を置く日本のヘッジファンドです。
ヘッジファンドに興味があっても、海外投資はハードルが高いので抵抗がある方も多いかと思います。
BMキャピタルのように日本のヘッジファンドなら、情報もすべて日本語で取得でき、投資の敷居が低くなるのではないでしょうか。
BMキャピタルは東京大学や京都大学などを卒業し、外資系投資銀行や海外ヘッジファンドの実務経験を有する経験豊富なメンバーが運用しています。
安全性を重視した運用は投資家に評価されており、高い実績を出し続けていることを称賛する評判もあります。
本記事ではBMキャピタルの基本情報と投資戦略、評判や実績に加えて投資する場合の注意点も解説します。
また、BMキャピタルへの投資は直接企業に連絡する必要があります。
実際にコンタクトを取る前に自分に合った商品かどうかを見きわめる参考にしてくださいね。
BMキャピタルの概要
| 社名 | ビーエムホールディングス合同会社 BM HOLDINGS LLC |
| 拠点 | 〒106-0032 東京都港区六本木7-17-10-418 |
| 事業内容 |
|
| 公式サイト | https://bmcapital.jp/ |
BMキャピタルはヘッジファンドに関わる金融商品の取引と各種事業への投資だけでなく、経営コンサルティング業務も行っている企業になります。
しかし、公式サイトでの情報が少なく、代表者を含む社員の情報や、事業に関する詳しい説明がありません。
所在地、電話番号、Emailアドレスなど連絡を取るための情報は公開されているので、詳細な情報を得るためにはコンタクトを取る必要があります。
BMキャピタルの特徴
会社概要だけではBMキャピタルを理解するのは難しいので、企業理念を元に特徴を解説します。
同社は、『投資対象の本質的な価値と市場価格との差を見極め大きな安全域を有する証券に投資』と明言しています。
このような方針のことをバリュー株投資と呼びますが、こちらの投資戦略に関しては次の項目で解説します。
従業員の詳細な情報は公開されていませんが、運用チームは東京大学と京都大学などの一流大学を卒業しています。
外資系投資銀行や海外ヘッジファンドの実務経験を有するメンバーが運用しているようです。
このことから社員は高い教養と金融に関する豊富な専門知識を持ち、前職を通してつちかった幅広い人脈を有していることがBMキャピタルの強みといえます。
また、個人情報保護についてもガイドラインを遵守した利用を心掛けると記載しています。
顧客となる投資家が安心して投資できるよう高い倫理観を持って業務に努めることを理念としています。
BMキャピタルの投資戦略
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BMキャピタルの投資戦略はバリュー株投資であり、バリュー株は日本語に直すと割安株のことです。
実際の価値よりも市場価格が過小評価されている株を探して購入し、価値が高まるのを待つ長期投資向けの戦略になります。
BMキャピタルは出資者の投資元本の安全性を重視しており、損失を出さないことを信条としています。そのための手法として独自分析を行い、バリュー株の中でも安全な銘柄に分散投資することを心掛けています。
BM キャピタルは1,000万円から出資を受けつけているので、投資額が大きいため元本を減らさない運用が重要です。
バリュー株投資の性質上、短期で結果が出せるとは限らないので、中長期的な視点で投資収益の最大化を目指すことを目標としています。
また、公式サイトで日本国内株式市場を対象にすると記載しているため、日本株を中心としたバリュー株投資であることが予想されます。
BMキャピタルが採用するバリュー株投資について
BMキャピタルが採用するバリュー株（割安株）投資についてさらに詳しく解説します。
バリュー株投資と比較される投資方法には成長株に投資するグロース株投資がありますが、バリュー株投資のほうがリスクは低いことで知られています。
なぜなら、バリュー株はグロース株と比較して株価の上昇や下落の幅が狭いので、低リスクで運用しやすいからです。
グロース株のような成長性が高い企業は市場価値としては割高であることが多いので、成長性に期待が持てなくなった場合は株価が大きく下落する恐れがあります。
一方、バリュー株は市場で注目されていない銘柄であるため、短期的な株価の上昇を期待するのは難しいですが、すでに割安であることから株価が暴落するリスクは低いです。
また、配当や株主優待が充実しているバリュー株も多いので、長期的な目線で株価の再評価を待ちながら、保有を続けることで配当収入にも期待できます。
そのため、バリュー株投資は安定して利益を獲得したい場合に用いられる戦略であり、BMキャピタルの投資元本の安全性を重視する目的にも一致します。
また、バリュー株投資は投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が実践した投資方法で有名です。
バフェット氏は個人資産1,000億ドル以上の大富豪であり、世界でもトップレベルの投資家が実践した実績も豊富な投資方法になります。
公式サイトだけでは情報が少ないBMキャピタルですが、インターネット上から確認できる良い評判と悪い評判についても確認していきましょう。
BMキャピタルの評判は？
alt=ネット上の様々な口コミ・評判
BMキャピタルの評判は下記の通りです。
良い評判
日本最大のヘッジファンドはBMキャピタルであり、運用額は130億円となります。
— お蚕さん (@rnOV117orikqh86) March 14, 2023
日本にもヘッジファンドはあって、BMキャピタルなんかは有名どころ。
2013年から運用開始で、チャイナショック、コロナショックも乗り切って2020年もプラス‥過去マイナス0回。さっきHPなんとなく見てたら、会社の信条に「損失を出さない事」って書いてあった‥やっぱり守りなんですね(･_･; pic.twitter.com/rFmp7ol3an— nori (@nori_nosuke) October 2, 2021
悪い評判
ヘッジファンドいいかなと思ってBMキャピタルとか調べてたけど、成功報酬が30%から50%とか高すぎて萎えてきた。
普通に投資信託の方がいいかなこれ— ぺきはんメメ (@pekihanmeme) March 6, 2024
あとやっぱヘッジファンド気になるけど怖いが勝ってる。bmキャピタル手数料高すぎるし。。
— W.バフェッ子 (@investor_erin) February 21, 2021
BMキャピタルに実際に投資をした人は、運用パフォーマンスがよいと語っており、年間の運用成績がマイナスになった年はないようです。実際に日本最大のヘッジファンドとして、評している人もいるようです。
しかし、近年の投資成績の調子悪さを指摘する声もあり、手数料が高いという指摘も気になるところです。
投資詐欺であるという指摘もありましたが、明確な根拠がなく、実際に投資をした人からこのような声がないため、憶測による発言が多い印象を受けました。
BMキャピタルの実績
BMキャピタルは公式サイトで運用実績について次のように明言しています。
- 平均年間利回り10%以上
- 過去に運用成績がマイナスになった年が0回
- 資産価値が6年で2倍以上
出典：BM CAPITAL
ヘッジファンドは証券会社で公に募集されている投資信託とは異なり、基本的に外部に情報公開を行いません。ファンドである以上、その時々によってパフォーマンスは変動するはずです。そのため、最新の詳しい運用実績を知るにはヘッジファンド会社に直接問い合わせる必要があります。
資料請求と出資相談用の問い合わせフォームもあり、BMキャピタルでは運用実績も含めた資料を送付してもらえるようです。
もちろん、最終的に契約を締結する際は対面による説明が必要になるので、電話やメールのみで契約できないことを理解しておきましょう。
BMキャピタルの注意点
BMキャピタルが投資詐欺であるという評判もありましたが、公式サイトでは同社を騙る詐欺行為への注意喚起がされています。
BMキャピタルはヘッジファンドの中でも知名度が高いため、投資詐欺で名前を借りる対象となっているようです。
手口は投資勧誘と偽って不正に資金を預かる場合や、銀行口座に振込をさせる行為があげられます。
また、金融商品取引法などの影響で基本的に自ら勧誘を行うヘッジファンドは存在せず、BMキャピタルも例外ではありません。
ヘッジファンドに投資をしたい場合は、投資家自身が運用会社に連絡して出資を申込む必要があります。
つまり、BMキャピタルは自ら投資勧誘を行っていないので、同社の名前を出した勧誘は詐欺です。
万が一、BMキャピタルから投資勧誘を受けて、こちらのサイトにたどり着いた場合は送金に応じないようにしましょう。
場合によっては、警察関係機関に通報する対応を取ってください。
BMキャピタルはどんな人向けの商品か
BMキャピタルは次のような方に向いている商品です。
- できる限り損失を出したくない
1,000万円以上の資産を安全に運用したい
長期的な資産運用がしたい
こちらのヘッジファンドは運用実績がマイナスになった年がないようですが、元本を保証している商品ではありません。
つまり、今後も運用実績がマイナスにならないという保証はないので、リスクを踏まえた上で投資するようにしましょう。
長期的な資産形成を前提に、できる限り安全に資産を増やしていきたい人に向いています。
こちらの記事でも、BMキャピタルについて取り上げています。
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